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コラム・レポート

2019.05.15

不動産投資コラム〈2019.5〉

〔シェアオフィス〕 

シェアオフィスやコワーキングスペースって作りすぎとは思いませんか?

面積ベースで前年50%増と急拡大しているようですが、「WeWork」はじめ、このビジネス自体がまだ収益ベースには至っていないようです。

配車サービスの「UBER」もグローバルに飛躍しているものの、収益性は低い状況です。やはり「又貸しビジネス」はノンアセットビジネスである反面、所有者がその資産を活用するのに比して、収益性が落ちてしまうのかと考えさせられます。

現在のシェアオフィスも、利益よりシェア拡大のフェーズと位置づけているのかもしれません。サーブコープやリージャスといった外資フロントランナーに負けじと、大手デベロッパーもインキュベーション機能を付加したり、地方自治体は企業誘致の新基軸として、シェアオフィスを手がけています。ちょっと乱立気味と言えるかもしれません。。

もっとも、その受け皿となるスタートアップもずいぶん増えた印象です。新設法人13万社のうち、資本金500万円未満の会社が7割近くを占めていることからもそれはうかがえます。

ネット環境をプラットホームにできるようになり、起業の失敗コストが大きくさがったことが、スタートアップを後押ししている理由とされていますが、当然、参入障壁も下がっています。

特にフィンテック、クラウドファンディング、不動産ビジネスのスタートアップは少し多すぎではないかと思っています。将来、景気の下落局面を迎えるようなことがあれば、これらの淘汰と労働の再配分が心配されます。

おりしも、リージャスが(貸し会議室運営の)TKPに、日本事業を500億円で売却するという報道がありました。シェアオフィスが普及していない頃から、機を見るに敏で日本市場へと参入した、彼らのことですから、この撤退にも考えさせられるものがありますね。

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