〔金閣寺最強説〕
以前〔金売買で課税売上割合を上げて消費税還付を狙う〕スキームについて触れました。すると、ある人から9月30日に金を買って、10月1日に売れば、消費税率の差だけ儲けることができるスキームを教えて頂きました。投資したいデス。
その金価格ですが6年ぶりの高水準にあります。〔有事の金〕と言われることの多かった金ですが、今は地政学的リスクというよりも、もっぱら経済的リスクの方を意味するんだそうです。
たしかにリーマンショックからその後の量的緩和にかけて金価格は上昇、つづく景気回復局面における利上げでは金価格は下落、そして米中貿易摩擦と予防的利下げの今回、ふたたび金価格は上昇しています。

「金」は短期では金利に左右される商品です。インカムゲインがある他の財と投資妙味を比較考慮されるためですが、超長期で振り返ると金価格は確実に上昇つづけています。
これは価格下落局面でも金価格には一定の下値抵抗線があるからです。国家備蓄として「金」は買われていきますし、信じられる資産が「金」くらいしかない中国人や、ヒンドゥー教で「光るもの」は繁栄の象徴として尊ぶインド人が買い支えします。確かな現物資産なのです。
一方、日本で経済的有事に備える現物資産といえば「不動産」ですね。特に家を借りて住むという文化、制度がしっかりしていて、賃料の下支えがある「居住用不動産」は、資産価値もインカムゲインも安定しています。
もし、金で出来た住宅が売りに出たら… 投資したいデス。